2002/12/29 MR4  枚方大橋〜天満橋〜枚方大橋(淀川河川敷自転車道)
せーやん部長、大魔王、ちゃうねん  45.7km

漕ぐ度に

晴天の堤防を走る。
久しぶりのツーリングは使っていなかった筋肉を教えてくれた。

風は向かい風、どんどん俺に会わせて調整していく自転車、
そして自転車に会わせて体が作られる感覚が気持ちいい。

そうして、いつしか、自転車はからだの一部になるのだろう。

変速機の初期延びでギヤが鳴く頃、足が限界となる。

仲間と離れて
立ち止まり、足をマッサージする。
ふと、目の前をみると。
お地蔵さんがあった。

このお地蔵さんは20年前、
京都から大阪に2時間以上をかけて通勤していた時に、
毎朝京阪電車から見ていたお地蔵さんだった。

辛いことが続いたあの頃。
満員電車に立って、揺られながら。
今日の仕事こそ納得できる物にしようと思っていた。
このお地蔵さんを過ぎると、電車は地下に入る。
気持ちを仕事にスイッチするポイントだった。

なつかしく、あの日のように、挨拶をした。
いつも会う、自転車置き場のおじいさんのように。

そして、俺の折り返しポイントは、ここだと気づいた。
無理をしてはみんなのペースがくるうだろう。

20年ぶりのサイクリングは楽しい仲間と
50Kmの距離を4時間走り続けた。
夕日の中を少年のように。

長い影が伸びていくまで
走り続けた道のりは、
20年前の気持ちを思い出す為に。

そして、今、走り続ける
生きて来た
コースが、仲間が、
正しい事を実感させてくれた。

水の上を走るように、
漕ぐ度に。




かぶんの日記より

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