starting over 2006


真っ白なキャンバスを紅く染めて。








京都の色は、


 



平安時代からの色。



 



人はずっと色を作り続けてきた。






















自然の色を真似て。





   












自然は人の色の先生だった。













さあ色を探しに京都を歩こう。















しろうさぎ。




 









お茶の色。



 







好きな色に願いを込めて。
















 




色は心の花。








金は雅をあらわし。










黒さえ何種類もある。














日本の色は、





淡く果敢無く。


芯の強い色。




















草木の色を真似た色は息遣いさえ感じさせる。












色は歩き出す。
























生糸の金。





























いろが回って。





目も回る。












金赤は不思議に



心を勇気付けて。














初雪は色を隠して。




 








その上にまた色が重なる。


 

















日陰の藍は曇りの藍。















色と白が混ざり合う。












雪の寺。






















子供のころクレヨンで白い雪をかくときに
見えないのに白を塗った。


白がどんどん減っていった。












白は色がないのではなく、
白色だから。















雪のキャンバスに色を乗せて。




  

思い思いの絵を描く。






 


見た色は心のパレットに載せられて。


記憶に色を付けてゆく。














その時しかない色。


 


キオクノイロ。










 




















 















なあ。コロ、雪は好きかい?





















嵐山にたどりついて。














雪のことなんて忘れて。






新しいキャンパスに新しい色を乗せる。


枯葉色。





 




その色は果敢無く。







でも


 




心にしみる色。









月を浮かべて見てみても。







寂しさを誘う。








冬の緑。

 










 


気の早いライト。






 



日が傾き
自然の色は青く切なく。










すこしづつ、旅の終わりを感じさせた。























灯りが燈された。






蒼い世界に燈る。





並んだ蝋燭。

こころまでポっと明かりがついた。


 




でも、、、、


色々な色を作った人間は。








何か大切なものを忘れてしまったのかもしれない。
















蝋燭の色は物が燃える火の色。
太陽の色と同じ自然の色。










心の色。

人は
蝋燭を真似た色だけではなく。








色々な光の色を作ってしまった。


その、都会の色で京都は照らさせた。








色使いの優しさや、自然な色合いが、

ほんとうは一番大切なのに。

























また、落ち着いた風景に出会い。





花灯篭の温かさが伝わる。


































都会の色で照らさせた景色。












ネオン管の色は、
本当に美しかったのだろうかと?











 





人は何でもキャンパスにしてゆく。









それも心の色で。









自由に。












人が描く
青い山。





強力な光。

 








今の人の創った色の京都の色は、悲しいくらいに、寂しかった・
















金色に包まれて












青い山に見送られ















もう、僕らの色のたびも終わり。








一年が行ってしまう前に。






京都は最後に、色について
大切な事を教えてくれた。
















また明日から、

都会のキャンバスに月を浮かべて。
いきてゆく。












もし、心の中で自然の色を思い出せるならば、



また思うとおりの絵も描けるはず。








一年の始まりの


太陽が昇る。














新しい光に照らされて、


地球という、大きなキャンバスに色があふれる。














また、心のパレットに自然の色をのせて

描き出そう。

まるで一からやり直すように。



jast starting over








starting over2006 palette:KABUN




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