カメラは不思議だ。
色々な種類のカメラがあるけれど、、、
持った瞬間「被写体」が変わる。
デジタルでは撮らない被写体。
一眼レフでは撮らない被写体。
カメラはけして話さないけれど。
意思があるように、被写体を選ぶ。
現像したことがなくても。
はじめて出会って使っても。
ファインダーを覗いた瞬間。
出来上がりの色まで感じてしまう。
気軽に気楽に。
記憶のままの色。
それはけして、
真実ではない。
それは人の記憶が、
おぼろげだから。
だからこそ、キオクノイロに感じる。
光の魔術師によって
思い出になってしまった記憶が
写真になる。
NATURALISM:2005 KABUN
ご感想ありがとうございます