急ぐ、こころ




 


上がる気温。







雨も上がる。





粽が配られたら。








祭りが始まる。


 




今年も、京都は強い力で、






厄を払ってゆく。







鉾の先に








山の先に







気持ちが集まり。






八坂の神様を迎えるため。

京都を聖域と変える。






男の子しか上がれない鉾。







子供の頃は、はんなりと。

「オシメ換えておくれやす」と言われた。








   


信号機がたたまれたら、

    



鉾は動き出す。




   





   










子供は祭りを手伝う。

   








それが習慣となって。


   



大人になり、







引継ぎ引き継がれ。

祭りは続く。

   



夏の香りは。



   




味の記憶となり。



   



   




多くの人をひきつける。


ただその空気を吸うだけでもいいけれど。










八坂の神様と、山や鉾の御神体の謂われを、






じっくりと、感じて。



  


もっと、京都を知って欲しいと思うのは、

もう年をとってしまったから。













「暑中見舞いは祇園祭までに出す」

そんなばあさんの言葉を思い出す。

夏を急ぐ心は、何時もそこからやってくるのかもしれない。





祇園 :kabun




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