ワタリドリの軌跡。



    


















北の港。


  







春のはじまりに、

別れたカモメに招かれた。

















約束の運河へと。





  


















 


約束を果たしに、本当にやってきたよ。























記憶ににじむ色。































霧は晴天の証拠。

















ほら、晴れ。

さらに北に向かう。





続く道の先。



















残雪に迎えられ。












春の黄色。





















冬から変わったばかりの空気に。










気持ちの時間を巻きもどされてゆくようだ。

















視界よりはるかに広がる地平。









その中に



伸び伸びとした、生活がある。


















雪解けの水。


 

冷たくて。


















遅い春のおとずれ。


  


六月の春。
























多くの人に愛された。













  


この土地の、








 






























短い春。























そこに、当たり前に自然は、




 






昔のままに、






強く、長く



流れているのだろうか。









続く