花見の季節。
自転車乗りの花見はやはり移動。



   


桜を見ながら走る道。
鳥の声で立ち止まる。






何時もの道も、花で塗られていた。

あまりにも透明な花の色に、
小学校の頃の写生を思い出す。

水彩絵の具の澄んだ色と同じように
走る目の横で色が流れる。


   

色彩が創られてゆく。





時には黄色に流れながら。

気温がどんどん上がっていく。


   












近道の看板。

新しい道を探検する。


一人しかあるけない地下道をくぐる。

  






ぬけるとそこは桜坂へとつながった。


散る花に巻かれながら、

息を切らせて登る。


   

桜の季節がゆく事を言い聞かせるように。
散る花を踏みながら登ってゆく。







桜の色を作る時。


使う絵の具は赤と白。


そんな桜を見つけて。





走る花見が終わる。

桜の季節が終わる。




KABUN PROGRESSIVE

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