おいなりさん。









つなぐ。








  
















京阪の駅。






  


朱色の駅。








  





人が行きかう。












































御旅所へと向かう神輿。


























  




山道へ。




  





二時間半の道のり。

親父が中学生の頃にくれたカメラを


モチーフにしたデジタルカメラを持ってあるく。





  




千本鳥居を越えると。




  


割れたお守りを変えて。






  



ああ、あの日。

ここであのカメラで、


親父に記念写真を撮ってもらった。

アルバムに、残った記憶。










その後、アルバイトして、レンズをそろえた、



どこへ行くのも一緒だった。


金文字のペンタックス。










それぞれのペースで登ると、





  




いつの間にか高くなり。














  



今まで諸人のために尽くした結果、

皆が幸せになる兆しである。



  



そんな御籤に導かれ。





  









  









  


龍のいるところ。




















日差しのあるところ。





  


清流の谷。






  









  




薬力さんの水。




  









  





おばあのまごころ。



  









  









  




山頂の一の宮。














  




下りは少しゆっくりと。




  




歩くも、走るも、自由。




  









 



念じるも、自然に触れるのも自由。



















色々な目的がそれぞれに。





  









  




いつもと違う道を降りて。




  



出会う。





  




なにを尽くしたと、いうのだろうか?




























桜散って春が始まり。


























  









  



水が緩んで、梅雨が来る。





  





二時間過ぎて、戻って来ると。




  



何かすべて、許されたような気がした。


先は、まだそれでも、見えないけれど。


  




なつかしい気分の、ちいさなカメラと、歩いた日。


目線はすこし、優しく変わる。




おいなりさん :KABUN: pentax I-10